2016年2月2日火曜日

軽減税率という愚 日経記事が新鮮だ

 消費税を10%にする時に軽減税率を導入するという、一部政党の強硬な主張に沿った政府・与党の決定は、「日本という国」が反知性主義で満ち溢れている、どうしようもないクニであることを証明した。この国で生きていくことが恥ずかしいくらいだ。しかし小市民にとっては逃げ出すこともできず、とどまるしかない。
1月27日 日経新聞より「引用」
財務省案の給付制度はまっとうだということを、かつてこのブログに書いたが、「それを証明する」と言ったらたいへんおこがましいけど、日経新聞に、まことに明快な記事が掲載されていた。(1月27日「経済教室」)。

 東大教授・加藤淳子氏の論は極めて明快で論理的だ。多くを語る必要はない。この記事をよく読むべきだ。軽減税率を強硬に主張した政党の方々と、その支援組織の婦人部の人たちは。

とは言うもののこういう方々には「認知バイアス」がかかっているから、記事が見えないんだと思うけど。

この記事がもう少し早い時期に出ていれば、もしかしたら状況は少しは変わっていたかもしれない。

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