日本人の国民服「ユニクロ」の服は、私も愛用している。先日、旧知の友人と待ち合わせたのが、新潟県内のとある大型ショッピングモールにあるユニクロの前だった。その時、気が付いたら、靴下とベルト以外、すべてユニクロ製品を身にまとっていて、思わず苦笑してしまった。
下着は今年売り出しのAIRism(エアリズム)のパンツとシャツ。ズボンはストレッチジーンズ。上は7分袖のシャツだった。
さて本題。ユニクロのエアリズムは確かに肌触りがよく、宣伝によれば、抗菌防臭、ストレッチでドライときている。街で着るには確かにいいかもしれない。着心地はいい。
ドライもウリにしているので山行でもいいように思え、先日の剱岳山行で息子がトップス(要するにランニングのこと)を着ていた。天気は曇りで多少蒸した。
結果、雷鳥沢から別山乗越までの登りで、だいぶ汗をかいた彼の下着はびっちょりになってしまった。うまく体から出た汗の蒸気が外に逃げなかった。途中で脱がして、モンベルのウェアをじかに着せた。
同じエアリズムのボトム[ローライズ](要するにパンツ)をはいて、一昨日、自宅近くを10キロほど夜ランをしたが、このときも、パンツは汗でかなり濡れた状態になった。
ユニクロの「エアリズム」は運動時の発汗にはあまりうまく対処できないというのが実感である。
これはエアリズムが欠陥商品だと言っているのではない。ビジネス用など用途によっては下着としては優れているが、運動にはいささか向かないと言っているだけだ。誤解のないように。
ランニングやスポーツクラブでの運動で私が身につけている下着(パンツ)はBVDの少年用(身長160センチサイズ)の下着だ。これは汗に対して、すこぶるいい。
エアリズムとの違いは何か、素材に注目した。
使用しているBVDはナイロンが84%、残りがポリウレタン。
一方エアリズムはポリエステルが86%で残りがやはりポリウレタン。
ネットから探した、ナイロンとポリエステルの素材の特徴の違いが分かりやすかったサイトを紹介する。
http://www.seimo.co.jp/gousen-tokuchou.htm
これを読むと、特徴が似てはいるが微妙に表現を変えているところがある。
また、ユニクロはじめ、各社製品は、繊維素材の特徴だけでなく、肌触りや抗菌防臭、ストレッチなどを施すため、ユーザーにはわからない加工もされているだろうから、一概に素材の特徴差だけでは論じえないかもしれない。
ポリエステルの方が伸縮性がいいのか、最近のスポーツウェアではこの素材を使うのが多いようだが、汗をとにかく逃がすためにはナイロンの方が優れているのではないか。
これは経験則だけからの推論なので、確かなことはわからないけどネ。
しかしなんといっても、山には「クロロファイバー」だろう。冬の下着というだけでなく、夏でも十分いける。ネットで「クロロファイバー」を検索するとあまり詳しいものは出てこない。
最近は、流行らないのだろうか。すごくいいんだけど。
私の持っているクルrファイバーのアンダーは、NORTH CAPEのモノだ。ネットで検索してみて、いま初めてこれが「大倉スポーツ」だと分かった。クロrファイバーとはポリ塩化ビニールとなっている。
これはどんな素材なのだろうか。
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