2016年6月11日土曜日

AKB48の「桜の花びらたち」を2016年の3月まで知らなかった。

朝日新聞より「引用」
 恥ずかしい話し、この2016年3月まで、『桜の花びらたち』というAKB48の歌を知らなかった。いい歌だと思う、素直に。特に卒業ソングとしては、知っている限り私の中では1番いい曲だ。

 これまで「AKB48」という存在に関してほとんど関心を持っていなかった。すでに10年になるんですね。
 どうせ・・・(という言い方はわれながら傲慢ですけど)、オチャラケのアイドルグループでしょ、というくらいにしか思っていなかった。あえて無視するまでもなく、自分の生活圏の視野にはなかった。
 かつで職場の同僚が(5,6年前くらいだった)、「AKBの(戦略はすごい)。だって秋葉原に行けば必ず会えるようになっているんだから」と言っていたのを思い出すくらいだ。

 それはともかく、まったく視界になかったAKB48を多少、気に掛けるようになったのは、「恋するフォーチュンクッキー」で、多くの老若男女が踊っているというニュース(というか話題)を見てからかもしれない。
 その後、高橋みなみさんがNHKの教育テレビのいじめを考える番組に出演しているのを見て、なかなか賢い子だと感じた。
 そしてNHKの朝のドラマで「人生は紙飛行機・・・」と歌っているのが、毎日のように耳に入ってくるよになった。
 
 と、いろいろ“個人的な経緯”を書いたけど、別にそれで?何というレベルでしょう。まあそんなこんなで、今年の3月にその高橋みなみさんが卒業するというので、金スマをという番組を見ていたら最後に歌っていたのが「桜の花びらたち」だった。
  ちょっとだけ旋律を聞いただけで、一瞬で、これはいい曲だと感じた。ネットで調べると結構古いもう10年近くなる曲なんですね。歌詞も振るってる。
 
 AKB48は現代の「少女合唱団」なんですね。だから総選挙や卒業でメンバーが入れ替わっても存在感は持続しつづける。なかなか考えられたシステムだ。「桜の花びらたち」も2008年バージョン、2015年バージョンなど受け継がれている。

 食わず嫌いだったAKB48の歌を日々通勤電車で聞いて少し研究(大袈裟か)している。まあトシなのでガチャガチャした曲にはちょっとついていけないけど、そうでない曲は結構何度聞いてもいい。
 秋元康さん(同世代なんですよ)の作詞についても少し考えるようになった。
 批評家の宇野さんは朝日紙上で、美空ひばりの「川の流れのように」とAKB48の「RIVER」を取り上げて論じていたけど、もちろんそれだけではない秋元康さんの戦略や思いや考えがもっともっとあるのだろう。これかも、もう少し見守っていきたい。

 「桜の花びらたち」を知ったのが、丁度、愚息が高校を卒業する頃だったので、まあそういうこともあり、妙に印象に残り気に入ってしまった。その息子に図書館で借りてきたAKB48のCDをついでに返してくるよう頼んだら、「こんなもの恥ずかしくてオレが返せるか」と言われてしまった。けど返してきてくれたけど。



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