2015年7月26日日曜日

出張先で「朝ラン」大阪城、札幌・豊平川編

外堀の外周は広々として走るのに気持ちがよい

 勤務先がかわり1か月。各地への泊まりの出張が続いた。バッグにランニングシューズとウェアを忍ばせて朝ランを楽しんだ。(「忍ばせ」とはちょっと紋切型の表現か。カバンの中の大部分を占め堂々と一式用具は入っているのだから。)

 7月初め大阪へ出張。大阪府警の近くの宿だったので大坂城を走る。朝5時30分ごろだったか、結構人がいるのには驚いた。走っている人、散歩している人、犬を連れている人と様々だ。1週は4㎞弱。2週走ってから内堀を渡って石垣の中に入っていく。
天守閣前の広場ではラジオ体操が始まった


 ラジオ体操が始まっていた。300人以上はいる感じだった。天守閣を間近に見上げながらの体操は心地よいのだろう。常連と思われる人々は多くが年配者だ。

 天守閣の裏側へ回り、10m以上もある石垣の真上から下を覗いた。弓なりに精巧に組まれた石垣は頑強で、ちょっとやそっとの攻撃では落とせないんだと実感した。

 また、内堀は外堀より一段高いとことにあり、例えば堀を渡る船を持ってくるにも一苦労するのだろうと思った。

 江戸城(皇居)より一回り小さい大阪城だけど、その堅牢さに触れ、これでは家康も、堀を埋めさせなければ落とせなかったんだと、妙に歴史を感じてしまった。

 大阪城ランは楽しく、午前中に乗った帰りの新幹線ではゆっくり睡眠がとれた。(笑)


外堀ごしに見えた天守閣
内堀の石垣。真上から見ると結構な迫力












天守閣裏からみたビジネスパーク方面







見事に組まれた石垣だ



















豊平川 河川敷が広く気持ちいいい

 7月23-24日に札幌に出張。泊まりは豊平川の豊平橋の近くだった。当初の予定では北大の有名なポプラ並木を走ろうと思っていたが、前日、札幌駅から用務地まで歩いた時、札幌市は道路が広い分、信号も長く、また最近はやりの「分離式?信号」で歩行者が「青」になるまで時間がかかることに気付いた。そうすると宿から北大まで町の中心を抜けていくには結構、ストップが強いられて走るにはちょっとイヤだなと思っていた。



遠くにテレビ塔が見えた

 そんな中、札幌の会社の方が「おススメは豊平川」だと言うので、近いこともあり、予定を変更。5時15分くらいから走り始める。
橋を渡って川の右岸(下流に向かって右側)に出て走る。おススメで言われた通り、すばらしいランニングコースだ。豊平橋周辺は自転車道とランニング・歩行者の道が分かれているし、そうでないところも比較的ロードの幅が広く、自転車がいても危ない感じがしない。




もっとも朝の5時台、ほとんど人がいなかった。前半はお年寄りの散歩とランニングする人数人に出会っただけだ。5時台も後半になると少し増えたけど、それでもたいした人数ではなかった。
札幌マラソンもあり、結構ランニングは盛んなところだと思うけど、これは少し意外だった。

場所によっては自転車と人が分離した道になっている

 東京では荒川でも多摩川でも河川敷は野球場やゴルフ場など広い「敷地」が目いっぱい活用されいて、走るには少々窮屈だ。それでも荒川は河川敷が広いのでロードも広くとってあるが、多摩川は、狭い。それも、一部を除いて、だいたいは土手(堤防)の上の細い所しか舗装されていない。
それに比べれば、豊平川は別世界だ。
河川敷はグラウンドなどがまったくない。(一部にテニスコートがあった)おそらく土地の広い札幌では、グラウンドを河川敷に作る必要がなかったのだろう。だからランには最適だった。
この時期の気候も東京にくれべて快適で、走ることを楽しめたひとときだった。

帰りに中島公園の中を北上して帰路についた。公園内は走る人も散歩する人の結構たくさんいた。また、近くのホテルに滞在しているのだろう、外国人観光客の姿も多く見かけた。
中島公園を抜けて、ススキノまで出て運河(?)跡の大きな通りに宿はある。

ススキノでは客待ちのタクシーが列をなしていた。この時間まで「夜の街」は続いているんだなあ。それより早起きしてランニングした方がよっぽど爽やかなのに、と思わずにはいられなかった。

以上、「出張ラン」報告。大坂、札幌に出張するラン人は、ぜひお試しあれ。





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