出羽の国の名峰・鳥海山の八合目付近から見渡した庄内平野とその向こうの日本海。我が人生もこのくらい見通せたらどんな気分なのだろうか。 一生を400㍍走に例えると50代はちょうど第3コーナーあたりかもしれない。 一番息苦しくなり、足が重くなっているところを耐えて走っている。 第3コーナーでは前を見てもまだゴールは見えない。レーズ全体をイメージするのが難しい。 第1コーナー、10代・20代のころは、わずか10年先さえも想像できなかった。 いつも未知の世界に向かって走ってきた。 バックストレッチの30代・40代は様々な制約の中でも、少し自分のペースをつかみながら前に進んだ。 第3コーナーのカーブに入ったいまはどうか。まっすぐ前を見ているだけでは、自分の立ち位置は見えてこない。体を傾けたままうまく周囲を観察しなければならない。50代、「いまだ天命を知らず」である。第3コーナーを抜け出し、最後の直線に入った時、そこにはどんな光景が待ち受けているのだろうか。その時どう身を処すればいいのだろうか。考えるしかない。 再レースはないのだから。
2015年2月28日土曜日
年老いてから「18分集中法」を実践する。
「18分集中法」を実践してみる。トシをとるということは、良くも悪くも、さまざまなことに「慣れ」「習慣化」し「熟練」するということだ。だから、これまでやってきた「オレ流」の考えや行動を変えることを無意識で避け、変えようとしない。(これは一部の若者にもいるようだけど)。
その老人の性癖を理解し、モノゴトのやり方を変えてみようと挑戦したのが、この「18分集中法」だ。タイマーも購入し、頑張ってみた。
結果はどうか。集中力が増したような気になった。慣れるとタイマーがいらなくなった。だいたい20分前後の時間の間隔が身に着いて、自然とこの時間を集中できるようになる。もちろんその時々の身体の調子もある。朝と夜では違う。しかし何かに向き合う時、心掛けだけは忘れないようになった。
一方、職場での昼飯あとの「午睡」でも、18分集中法を取り入れた。こちらはすぐ結構うまくいった。
タイマーは寝すぎを防いでくれる。こちらも慣れるとタイマーなしでも午睡時間を20分弱に体が覚えてくれる。なかなか効率的だ。
午睡は午後の仕事の効率あげてくれる。
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