2013年11月18日月曜日

意欲ある農家も大変だ。太陽のマルシェ、月島の野菜市を体験する。

山形・真室川町の「仁五右衛門芋」(さといも)農家。
11月の第2土曜日に、東京、月島の公園で開かれている「太陽のマルシェ」に行った。
http://timealive.jp/#Marche

 これは三井不動産が主体になって毎月第2土・日に開催している「日本最大級のマルシェ」というのが謳い文句だ。要するに 農産物を主体として「市」である。

この日は、曇り空で少し肌寒い日だった。昼前後のマルシェはそれでも結構込み合っていた。
周辺には、高層マンションが結構たくさんあり(俗に言うウォーターフロントということか)、また月島は古くからの下町住民も住んでいるところだ。来ている人の格好を見ると、「わざわざ遠くから」というよりは、近隣の住民が足を運んでいるように思える。
(高知市の「日曜市」を思いだした)

websiteもある
農家や加工業者?など全国の農業関係者が自慢の品を売っていた。
甘いフルーツトマトや金時いも、旬の果物など多彩な商品は、どれもおいしそうで思わず買いたくなるのだが、遠方より来た身としては、帰りの荷物の重さを思い、試食はすれど購入は正直ためらってしまった。しかしもし近くだっり、車で来ていれば思わず買っていただろう。

http://www.morinoie.com/

TPPで日本の農業の先行きを心配する人々がいる。ひとつは農協などの「既得権」勢力だろうが、そうではない、何ら利害関係がなくても、「自由化」が進むことに懐疑的な人々もいる。日本農業はどうなるのか、それは「やってみなければ分からない」としか言いようがない。

少なくとも、この太陽のマルシェに出店していた農家の方々は、「自由化」に対して反対か賛成かは、分からないが、農業に意欲を持って取り組もうとしていることは確かなのではないか。

自らが栽培した農作物を自信を持って、薦めていたように思う。
もちろん、ショーバイに慣れていない人たちもいて、その「薦め方」は一様ではないけれど。

それにしても、農業を継いでいくのは、タイヘンなことだと思う。
ブランド化、産地間競争、知名度アップ、販路の確保、マスコミで取り上げられるかどうか、有名レストランで使ってもらえるか、等々、ちょっと考えただけでの課題はたくさんある。

実際、マルシェを回ってみて、フルーツトマト(と言う名でもないところも含め)を扱っている屋台は4つか5つあった。金時いもも何軒かあった。

「皆さん頑張れ」としか、いち消費者としては言えないが、それでも消費者として意欲ある農家を支えていこうと思う。






結構な賑わいだった

流行りのドライフルーツ




どんよりした低い雲で少し寒かった

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