2013年11月11日月曜日

マナスルに登頂したイッテQのイモトに「嫉妬」す

マナスルは、世界第8位、8163m。日本の今西壽雄氏(1914-1995)が初登頂したので、日本人にはわりとなじみのあるヒマラヤの山だろう。ネットで今西氏のことを調べていたら、websiteまでもあった。
http://toshio.imanishigumi.co.jp/

去年9月には12人の死者・行方不明者を出す大事故も起きている、決して簡単な山ではない。(8000m級の山なのだから、あたりまえだけど)

そのマナスルに11月10日(日)の日本テレビの「世界の果てまでiイッテQ」で、イモトがなんと登頂したのだった。

 思わず見てしまった。そして、単純に彼女たちに「嫉妬」した(笑)。

 だって、山好きの人にとって憧れであるヒマラヤに行って、そして登頂までするんだから。フツーの会社勤めの人間には、1か月の休みをとって、隊を作ってヒマラヤの高峰を目指すのなんか、なかなかできることではない。

それを(彼女自身が言っていたように)、バラエティー番組で、お笑い芸人がやってしまうのだから、こちらは心穏やかではいられない。オレだって行きたいよ、と。

もちろん、シェルパがルート工作をしてフィックスロープを張り、危険なセラック地帯には梯子もかけられ、そして酸素ボンベもつけての登山だから、いわば「お客さん登山」だ。竹内洋が無酸素、アルパインスタイルで登るのとは訳が違う。

しかし、それでも8,000mまで行くというのは、一般の人(山をやらない人)が考えるよりはずっと大変なことだ。それを多くの人々に支えられながらも「成し遂げた」というのは、けっこうすごいことだ。(と思う)

テレビで見る限り、イモトはそれなりに根性があり、かつ冷静に行動のできる人にみえた。よく登ったと思う。本人は三浦雄一郎とはモチベーションが違うと、あまり乗り気ではないようなことを言っていたが、どうしてなかなか、実は登りたかったのではないかと思ってしまった。
身体もスリムで普段から節制していることが伺える。

嫉妬はしたけど、とにかく「登頂おめでとう」とは記しておこう。



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