1月27日 日経新聞より「引用」 |
東大教授・加藤淳子氏の論は極めて明快で論理的だ。多くを語る必要はない。この記事をよく読むべきだ。軽減税率を強硬に主張した政党の方々と、その支援組織の婦人部の人たちは。
とは言うもののこういう方々には「認知バイアス」がかかっているから、記事が見えないんだと思うけど。
この記事がもう少し早い時期に出ていれば、もしかしたら状況は少しは変わっていたかもしれない。
出羽の国の名峰・鳥海山の八合目付近から見渡した庄内平野とその向こうの日本海。我が人生もこのくらい見通せたらどんな気分なのだろうか。 一生を400㍍走に例えると50代はちょうど第3コーナーあたりかもしれない。 一番息苦しくなり、足が重くなっているところを耐えて走っている。 第3コーナーでは前を見てもまだゴールは見えない。レーズ全体をイメージするのが難しい。 第1コーナー、10代・20代のころは、わずか10年先さえも想像できなかった。 いつも未知の世界に向かって走ってきた。 バックストレッチの30代・40代は様々な制約の中でも、少し自分のペースをつかみながら前に進んだ。 第3コーナーのカーブに入ったいまはどうか。まっすぐ前を見ているだけでは、自分の立ち位置は見えてこない。体を傾けたままうまく周囲を観察しなければならない。50代、「いまだ天命を知らず」である。第3コーナーを抜け出し、最後の直線に入った時、そこにはどんな光景が待ち受けているのだろうか。その時どう身を処すればいいのだろうか。考えるしかない。 再レースはないのだから。
1月27日 日経新聞より「引用」 |
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